能【三輪】の物語 奈良の三輪山に閑居する僧のもとを夜な夜な訪れる 謎の女がいました。静寂に包まれた山中、空には大きな 月が澄み切った光を放っています。女は僧に心の迷い をのべて助けを求め、一枚の衣を所望して消えます。 女の正体をもとめて僧があとを追ってゆくと三輪神社に 行き着き、ご神体である杉の木に先ほどの衣がかかって います。やがて現れた女の正体とは‥?
能【菊慈童】の物語 中国は魏の時代、不老不死をもたらす水が湧き出る という山の奥に700年の夢にまどろむ少年が住んで いました。少年は700年の間、むかし仕えていた皇帝に 賜った尊い経文を忘れないように菊の葉に書いて書いて 書き続けて、谷川の水に流すうち、水は霊水となって、 これを飲んだ少年も不老不死の仙人となったのでした。
平成21年 1月17日(土)【弱法師:よろぼし】 能面をかけてみよう 平成20年 11月22日(土)【三輪:みわ】 能装束の着付けを見よう 9月27日(土)【菊慈童:きくじどう】 能の楽器を体験しよう 7月19日(土)【賀茂:かも】 謡いを謡ってみよう 5月17日(土)【楊貴妃:ようきひ】 舞を舞ってみよう